ケン・グリムウッド『リプレイ』読了

この世のあらゆる書物も、お前に幸福をもたらしはしない。
だが、書物はひそかにお前自身の中にお前を立ち帰らせる。(へルマン・ヘッセ)

リプレイ (新潮文庫)

読了。

ラストが実に納得できる終わり方だった。
なぜリプレイが起きたのか、リプレイする人間は決められているのか、など謎を残しつつも、強引でもなく、安易でもない、綺麗な終わり方。
最後のプロローグもおもしろかった。

当分は日本文学を読むだろけれど、また外国文学を読んでみたい。

次はいよいよ西尾維新。

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

楽しみである。