ライトノベルノススメ
初めて読んだ小説はライトノベルである。
確か中学1年の頃、中村うさぎ『極道(ゴクドー)くん漫遊記』シリーズを読んだ。
理由はアニメにはまったからである。
当時の僕はアニメフリークで、GAINAX『フリクリ』が大好きだった。
次に読んだのは上遠野浩平『ブギーポップ』シリーズだっただろうか。
そして、その頃出たばかりの倉田英之『R.O.D』とか、阿智太郎『住めば都のコスモス荘』、時雨沢恵一『キノの旅』を興味深く読んだ。
ほとんど電撃文庫だったのはなんでだろうか。
後にすべての作品がアニメ化した。
今、本格的な小説(純文学、大衆小説)とライトノベルどちらが好きかと聞かれれば、本格的な小説だと答えるだろう。
あの頃の感性はもう無くなってしまったんだろうか。
ライトノベルすぎるライトノベルはもう読めない。