昨日ついに芥川賞・直木賞が発表された。

芥川賞絲山秋子さん(39)の「沖で待つ」(文学界九月号)、直木賞東野圭吾さん(47)の「容疑者Xの献身」(文芸春秋)に決まった。

絲山秋子(いとやまあきこ)
2003年、「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞、デビュー。「袋小路の男」で第30回川端康成文学賞受賞。2005年、『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2006年、「沖で待つ」で第134回芥川賞を受賞。


もの凄い受賞歴である。今まで無名だと思っていたが、そうではないらしい。ただ僕が知らなかっただけ、反省しなければ。


東野圭吾(ひがしの けいご)
日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして勤務しながら推理小説を書き、1985年に『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。退職後上京し、作家に専念。1999年には『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年、『容疑者Xの献身』で第134回直木賞受賞。
初期の作風は学園物、本格推理、サスペンス、パロディ、エンターテイメントなど多彩で作品を発表する度に変化をみせたが、近年は人間性を前面にした大作を連発している。


そういえば、昨日『容疑者Xの献身』売りました。一見ホスト風の髪を茶に染めた長身の男が買っていきました。