デスノートの映画観たよ(酷評)

デスノートの映画を観てきた。評判どおり、内容はしょんぼりしたものだった。
まず、ライトのキャラクターが明らかに間違っているので20分で帰りたくなったのは言うまでも無い。次に、美術館でカップルが本気モードに突入している場面があったが、伏線のつもりだろうか。強引すぎて寒気がした。(そんなに重要ではなかったのではないか。)それから、ライトが警察庁だかにハックするシーンでノーパを使っているので吹いた。しかも画面に何とも言えないインターフェイスが表示されていてさすが制作費20億は伊達じゃないな、と感心した。もちろん逆の意味で。……などなど、気に食わないところをあげればきりがないので(デスノートが大きすぎる。藤原の演技下手すぎ、大胆に字を書きすぎ……etc)、いいところをいくつかあげたい。

1.冒頭の映像は正直やられた。ああゆうのに弱いんだよね。
2.ワタリの配役は良かった。
3.ミサミサがそれなりに可愛い。
4.変態ADの性癖が最高にクール(誰一人として笑ってなかったけど)。


結論としては、「観て損するってことはないけど、別に得もしない」といった感じである。原作を溺愛している方にはちょっとオススメできない。なぜかって期待が大きい分、かなり落胆する可能性があるからだ。それでも……!という方は、やっぱり原作とはまったく別の作品だと思って観てみるしかない。というか、そうしないとたぶん観れない。
今月末にはお口直しの為に『ゲド戦記』を観に行きたい。





本・読書 (100%) - 91位


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