DETHNOTE 12
- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: ペーパーバック
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デスノート、完結。王夜氏に戦後最高のネタバレをされていたので、あまりラストは驚かなかった。まったく、彼は悪魔である。笑顔の似合う悪魔である。
さて、軽く感想を書きたい。まず、ライトのへたれっぷりに関してだけれど、あれはあれで良かったのではないだろうか。かっこよく負けても、僕は納得はできない。芋虫みたいに「うぐぅ……!」って体を捻って醜態を晒すことによって、敗北感を出すことに成功している。
次に最後までニアのキャラクターに魅力が出ていないので、ニア優勢でもどこかおもしろくないところがあった。なぜそれを思ったかって、ライトの「予想通り!」みたいなモノローグを見るとライト頑張れと応援したくなったからだ。ライトのキャラクターはしっかりと立っているのに、ニアは要素的に薄味すぎて印象が残りづらいところがあった。「ニアとメロ、二人でLを超えられる!」みたいな展開はベタベタ過ぎて逆に新鮮だった。
最後に、ラストで出てきた女の子はミサだよね。ミサだよね?誰か教えて!
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