『ショートショートの広場 』
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/09/03
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
読了。1〜3巻と比べると、おもしろい作品が多いです。
- 『味噌汁の味』
最後の二行が効いています。展開の仕方が秀逸。
- 『金太郎侍』
オチが予想できませんでした。文章もうまい。
- 『状況信用』
これも予想できず。ただ、無理がありますよね。それと、どうして電話にでたのでしょう。別にでなくてもいいのでは?
- 『まったく、最近の……』
にやり、とさせてくれる作品。これはうまい。
- 『死後の世界』
すごい。納得。この作品だけでも読むべきです。
やっぱりショートショートは簡潔な文体とオチがあって、しかるべきですね。読みながら「このオチはこうかな」、「いやあっちかな」なんて考えるのが楽しいのです。それで読みが当たったら「よしよし」だし、はずれたら「やられた!」ですからね。もう、やめられません。
読書 (100%) - 78位