ポッドキャストサービスのcastellaさん、動画デジカメ欲しい!(あいさつ)

病気なんじゃないかなあと考えつつも、それでいいと思うことがあります。たとえば、卒業式で記念撮影するときや、飲みの席で大人数と写真を撮るとき、ごくたまに「おれはいいや病」が発症します。みんなでわいわい盛り上がって「写真撮ろうよ!」なんてことになると、急に周りの人間が白々しく思きます。笑顔が胡散臭く感じ、「あ、やっぱおれはいいや」と言い出したくなるのです。
きっと、その瞬間、自然に周りと波長が合わせられないことで、ただ拗ねているだけなのだと思います。
この間、卒業生たちと写真を撮りました。やはり上手く笑えませんでした。カメラと見てにこりとする。みんな笑っている。私も笑顔をつくります。きっとこの世の中には、自分の最高の笑顔が納められた写真は、ほぼ皆無でしょう。
「おれはいいや病」のルーツは、たぶん高校の修学旅行での写真が弱いトラウマになっているのだと思います。人が怖くてしかたがいないのは、今も変わりません。
ある人が「外でもその笑顔でいればいいのに」と言ってくれました。「あたしは怖いから笑顔でいるの」と付け加えて。
私は自分の好き嫌いをしっかりと判断するために仏頂面でいるのです。社交辞令が飛び交うそんな場所では、それでいいのだと思っています。だけど、仏頂面の私より、笑顔を振りまくあなたのほうが、人に好かれるようだとすでに気がついています。