限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)


読了。とりあえず一言、ジダイが違っていたようだ。この作品は1976年の「群像」6月号に掲載された。今から30年も前の話である。村上龍、当時23歳。麻薬や乱交パーティや暴力を書くのは新しかったようで、多くの反響があったようだ。でも、読み終わっても感想の書きようがない。友人から「村上龍の『限りなく透明に近いブルー』ってどんなん?」って聞かれたらやっぱり「麻薬と乱交パーティと暴力の話」と答えてしまいそうだ。文学ってなんなんだろ。文壇ってなんなんだろ。まだまだ勉強不足なようだ。