北村薫 『スキップ』

深夜のコンビニが大好きである。いくら待っても眠気が来ないとき、どうしようもなくコンビニに行きたくなるのだ。まるで夜にライト目掛けて突撃する虫みたいにコンビニに行く。今日も 丑三刻に新商品のカップラーメンと甘いチョコレートアイスを買ってきた。これから食べるのである。いや、太ることはない。どれだけ食べても太らない体質なのである。これで食べ終わって、ふと気がつくと、日が昇っていることは一度や二度のことではない。明日はテストである。さて、食べるかな。