3年連用日記

水色が好き。だから身の回りのものはほとんど青系の色だし、よく着る服も、バッグも水色である。それで、昨日バイト帰りに街で買い物をしていたら、素敵なものを発見した。3年連用日記である。ここにある水色でしかも花柄の日記を買った。
この日記は三年使えて、しかもおもしろくなるのは2年目からなのである。毎日、日記を付けていれば、二年目以降、去年の同じ日は何をしていたかが一目瞭然なのだ。これはもう青春の宝箱である。
今の悩みなんて、一年後にはなんでもないことになっていることが多いだろう。それは時間の魔法だったり、自然な状況の変化だったり、自分自身の努力の結果だったり、それぞれ理由がある。でも、一年前、どんなことに苦悩し、どんな人を好きになり、どんな夢を持っているのか、それを忘れないでいたいとは思わないだろうか。
一番怖いのは忘れてしまうことだ。自分がどんな道程を進んできたのかを忘れて、いつの間にかステレオタイプな大人になっているというのが一番恐ろしい。だから日記を書いて、書いて、書きまくらなくちゃいけない。
この水色の日記が完成したら、唯一無二の宝物になるだろう。忘れたころに読み返して、自分を赤面させるのだ。三年後の自分にメッセージなんか入れたりして、青臭いことをやってやる。そうすればきっと、自分がやってきたことは全部が全部無駄じゃないって思えるんじゃないかな。




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