『Witch Hunter ROBIN』

ひさびさに体調を崩しました。昼夜逆転の生活が2日続いて、今日ついにダウン。頑張って安定した生活を送ろうと戦ったのですが、やはり対自分戦は甘くなるところがあるようです。自分的には不可抗力的スリップダウンだから! と主張したいところだけど、一日休みというカウントは取られてしまっているので、結局負けなのです。

ウィッチハンターロビン XIII [DVD]

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やっぱり人を見るにしても作品を見るにしても厳しく見てしまう癖があり、どんなに好きな人でも好きな作品でも許せない部分が見つかってしまう。だからといって全面的に嫌いになるわけではなく、あくまでも「好き」と「嫌い」は均等になるように考えています。
本当に欲しかったからオークションで落とした「Witch Hunter ROBIN」は、たまに作画の質が極端に下がっている回があり、まるで「ゲド戦記」を見ているようでした。対してシナリオは素晴らしく、重要なガジェットを隠しまくりで20話を過ぎるまでほとんどストーリーが見えてこない作りになっていました。基本的に一度観て満足するアニメは好きではないので、ROBINはかなり気に入っています。
最近、感想なり批評について考えるのですが、受身である一個人がクオリティに関して言及するべき許可範囲はどれくらいなのでしょうか。前述したように僕が「作画が悪い」と批判したとして、「じゃあ、お前がやれば?」と問われれば、やっぱりデキマセンとしか言えません。だから、「作画なら○○のアニメで有名なアニメーターの誰それを使うべきだった」と言及すべきなのでしょうか。ストーリーに関しても同じことが言えますが、なんにしてもナンセンスです。
だから、よく乙一が映画や小説の感想として、たった一行だけ「おもしろかった。」と書いているのが案外真理なのではないかと思います。実は「乙一が面倒だから書かなかった」ということではなく、「おもしろかった。」と書くことで、本当に面白かったという意味と、だから何も言う事はありません、あったとしても僕は言いません、というスタンスが明確に示されているのではないでしょうか。
チープな考察をしてしまいましたが、たまにブログか何かで作品を「つまらない」とだけ書くか、滅多切りにしたまま放置する人がいるので、それらを書く人に少しでもわかっていただけたらと思い、後半のエントリーを書きました。


本・読書 (100%) - 34位


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