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ただのリスナープレゼントへの応募メールだったけど気合いを入れて書いてみました。好きな舞台女優さんに宛てたメールだからです。今日ラジオで選考があったのだけれど、私の本名が読まれても商品が当たることはありませんでした。ああ、末吉のおみくじ(商品)。
選考の仕方としては、おもしろいメールを書いた人にあげるって感じだったから、きっと私の書いた汚らわしい駄作よりも、ずっとおもしろをふんだんに取り入れた大爆笑メールがあったのでしょう。それよりもペンネームを書かなかったことで、本名の、しかも名前を呼んでもらえたんだ。「うひょー! 戦後最高の喜びだなー!」なんてことはない。これでもハガキ職人のはしくれです。恥以外のなにものでもないのです。
ちゃんとペンネームを考えておけばよかったと後悔しています。そのときは20分考えて「恋の火遊び」などどいうばかげたペンネームしか思いつきませんでした。恋の火遊び=アバンチュール。ひとつのひねりもなし。
大体ただの応募メールにおもしろを入れる必要なんてなかったのかも。「もう心配で心配で、寝苦しい夜もぐっすり眠れましたよ。」とか、本当にいらないですよね。