スリラー映画

ぽかーんとしてたら9月になりました。そしてもう3日です。日々、読書とゲームに明け暮れるという暴挙に出てから数週間、働く意欲はあれど良いバイトが見つかりません。
そんなわけで、ここ最近はスリラー映画を観まくっています。精神まで不健康にして、この体たらくの現状を自己理解させまいという目的があるのです。

トマス・ハリス原作のレクターシリーズ第一弾(映画としては二番目)です。今回初めて観たのですが、とにかく驚きました。アンソニー・ポプキンスの演技あっての映画です。暗闇で光る眼。ほりが深いので目に影がさすのです。なんとも恐ろしさ倍増。
それに殺人鬼を愛する盲目の女性リーバ・マクレーンを熱演したエミリー・ワトソンも見所でした。彼女に惚れないわけがない。それくらい魅力的なキャラクターです。
さて、しかしながら疑問に思った点もあります。ラスト近くに殺人鬼が盲目の彼女の前で自殺するのですが、これはフェイクであり、読者を騙すためのトリックでした。そして、次のシーンで殺人鬼は生きている!となるのですが、これには納得できません。自殺したとき、血飛沫と肉片が方々に散る演出があるのに、最後まで「なぜ死んでなかったのか」が明かされません。もしかして、二人いたのでしょうか。どなたかわかる方がいましたら解説お願いします。

こちらはレクターシリーズ第二弾です。観るのは二回目でした。たしか前に見たのは中学の頃。あまりの怖さに画面を見てられなかった記憶があります。
ストーリーの中でもっとも過激な、牢獄に吊るされれるキリストの磔刑のような場面がありますが、それは物語のガジェットのひとつ「変身」ではないでしょうか。レッド・ドラゴンで猟奇殺人犯が「自分は半竜半人であり、これから神(竜)になる」というセリフがあったり、「これが生きているときの奥さん……生きているときの奥さん……変身した奥さん」というシーンがあったりします。よって、レクターが死人の皮をかぶって変装するのも一種の変身だし、あの蛾なんて最たるものですよね。
ハンニバル」でも、その「変身」があるかどうか観てみたいと思います。

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

一人暮らしをはじめて二年になりますが、悲鳴をあげたのは二度目です。一度目は初めて黒い光沢のあるものが出たときでした。この作品はそれほど見入ってしまいました。賛否両論あると思いますが、僕はオチに満足しました。
それとは別ですが、唯一の生存者アマンダがめった刺しして胃袋から鍵を取り出すシーンがきつかったです。あそこまでモロにグロな映画は久しぶりにみました。たぶんプライベート・ライアン以来だったと思います。
あ。ちなみにSAWの和訳ってなんだかご存知ですか……?

ジョニーは戦場へ行った [DVD]

ジョニーは戦場へ行った [DVD]

はてなの人気エントリーで見つけました。
今度借りてこようと思います。

リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]

リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]

確かに鬱屈した高校時代を歩んだ人は見てはいけない。そして、その映画のロケは僕の通っていた高校の傍で行われました。


本・読書 (100%) - 82位


1 day 1 check お願いします。