文章について

  • 長く書くコツ


今回は自分の文章について書いてみたいと思います。まず僕は文章を書くことが嫌いです。短い文章を書くのでさえ何十分も推敲してしまいます。特に長く書くことが好きではなく、書きながらふて寝してみたりお気に入りのプーさんに一撃入れてみたりしています。的確な表現を探すのにいつもイライラしてしまいます。話を戻すと文章は長くなればなるほどボロがでやすく、自分の無知や浅はかさ、文章の手抜きや甘さなどが漏れでてしまうものです。だから、1日5000字以上の記事を書くきっこさんは内容は別にしても、相当自分を露出しているのではないのでしょうか。(そもそもそれだけ書けるネタを持っていることが、長く書くコツのひとつなのかもしれませんが……。)
最近はそれらのアルファブロガーの記事を読んで、前よりずっと楽に書けるようになりました。これまでの無駄を省いたショートセンテンスでの文章作法をやめて「である調」を「ですます調」に変えたことがよかったようです。今なら1日5000字書けと言われれば、できないこともないと思います。内容は少し薄まりますが、時間さえあればできると思います。一番のポイントは上手く書こうなんて考えないことかもしれません。

  • 人を惹きつける文章

人を惹きつける文を書ける人がいます。たとえばid:laddertothemoonさんやid:katawaさん。自分のことを話しながらも読者の存在を意識できて、文体とまではいかないでも独自の言い回しを持っている方々です。共通しているのは自問するのではなく、語り聞かせてくれる姿勢があるところでしょうか。いつも関心させられます。

  • 笑える文章

文字で人を笑わせるのはかなり難しいことです。
ちょっと脱線しますが、今日は「巻き込み確認」の大切さを学びました。別にダンプに幅寄せされたわけではありません。自転車で大学に行く途中、前方に女子高生を見つました。1時くらいです。遅刻しているのか、彼女は一生懸命バス停目指して走っていました。短いプリーツスカートが左右に揺れて、後ろを走っているだけでなにかよからぬ犯罪をしている気分になりました。おしゃれなのか、スカートにはスリットらしきものがあり、それで余計ドギマギさせられました。さすがに気まずいので、すぐに追い抜きました。距離が開いてから振り返ってみたらハチクロの山田さんみたいな可愛い女の子でした。大学に着いて、メインストリート歩いているときにやっと、あれがスリットではないことに気がつきました。いくら考えてもわからないんだけど、巻き込んじゃうってことはスカート履いてからパンツ履くってことだよね? 男だったらよく寝ぼけてスラックスの上にパンツ履いて「逆ッ!逆ッ!」ってなちゃうけど、それとはどうも違うよね。うーん。誰か教えて!

……というように、さっき友人に身振り手振りで話したらそこそこにウケたネタも文章にすると非常に味気なくなります。本当にさぶい。反省しています。僕の文才のなさが80%ほど影響している(主におもしろさを伝える技術)とは思いますが、映像や音がない文字という「記号」で人を笑わせることが本当に難しいということを身をもって実証することができました。
ここでやっと本題なのですが、Numeriのpatoさんには人を笑わせる文章テクニックがあります。「ひとりDEオフ会」や「家庭教師は見た」など何度読んでもおもしろいです。シュールな笑いであれば「ショートニング」がいいかもしれません。作家であげるなら奥田英朗乙一筒井康隆あたりでしょうか。噂では椎名誠がいいと聞きました。いずれにしても、文章で人を笑わせる技術がある人をかなり尊敬しています。
それでは、今日はこれくらいで。*1
これからは、もっと色々なことに言及していきたいです。


本・読書 (100%) - 75位


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*1:ここまでで大体1700字です。ショートショート一本の長さ。書くのに実質2時間ほどかかりました。