20歳のクリスマスイブ


(不二家 クリスマスチョコ生ケーキ)

男ばかり三人でケーキを囲んだイブでした。甘いはずのケーキがちょっと塩辛かった……。でも、それはきっと気のせいですよね。やっぱり高いだけあって、すごくおいしかった。やわらかいチョコスポンジとチョコ生クリーム、そしてゴージャスなペコちゃんチョコなど、それらが織り成すハーモニーは、まるで味の環七*1でした。


このシリーズも14冊です。残り4冊ほどになりました。少しだけ感想を書きたいと思います。

  • ベスト300

年老いた老人が一読して寝かせておいたミステリーを読み返す、というお話。ギリギリまでオチが読めませんでした。

シンデレラへのオマージュ。SSを読むときはミスリードがあると思っているから、逆に素直なオチだったりすると、「裏の裏は表」の展開に驚く。最後の一言がとてもいいです。

  • 健康維持食品

呼びかけセールスの話。いかにもありそうな自然な台詞で、感心した。もちろん作品もよかった。

  • 宇宙からの使者

UFOネタ。宇宙行きの刑にすれば、社会批判になったかも。

  • 死臭

死にそうな人間を嗅ぎ分ける鼻を持った男の話。最後は全員から死臭がして……。イチオシです。

  • 上へ……

二段オチにびっくり。エレベーターという言葉がでてこないことにより、想像が膨らむ。

  • さわれぬ神

短い作品なのにしっかりとキャラクターが立っている。余韻がある作品です。


本・読書 (100%) - 330位


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*1:東京都道318号環状七号線。「味の交差点」を超えているということ。